2019/06/06 11:26

父の日が近づいていますね。

プレゼントはお決まりですか?


もし「まだ迷っているw」「お父さん、ビールが好きなんだよなー」という方、

漆100%の酒器『thin』を是非いかがでしょう。






漆100%の酒器『thin』の特徴は、何と言ってもその薄さ


『thin』の飲み口の薄さは、およそ1mm。

とても薄いところが特徴です。



薄い飲み口のため、器に口をつけた時、器の存在をほとんど感じません。

そのため、飲み物の味をダイレクトに感じることができます。


thin《和色 /WAIRO》rockcupの容量は、およそ220ml。

やや小ぶりなグラスといった感じです。

350mlの缶ビールの場合、およそ2杯半。

注いだビールを、クイっと一口で飲むのにちょうどいいサイズです。




漆のしっとりとした手触り


漆の特徴として、そのしっとりとした手触りがあります。

持った時の、シトっと、まるで手に吸い付くような感触をぜひ楽しんでもらいたいです。

漆の持つ優しさが伝わってきます。

漆はその見た目から、強さをイメージすると思いますが、

実はとても優しいのです。




その「しっとり感と優しさ」は指だけでなく、唇で感じることもできます。

器が唇に当たった時の「硬さ」がないのです。

むしろ柔らかさを感じるほど。

薄い飲み口と相まって、ついつい飲み進んでしまうかも。



光を楽しむ


『thin』は敢えて歪ませた形にしています。

漆の表面で反射する光を楽しんでもらいたいから。

光も模様なんです^^


さらに、この歪みがあるため、手に馴染みやすく、

より漆のしっとり感を感じてもらえるはずです。




漆の酒器thinは、芯材に漆を塗ったものではありません


一般的な漆器は、芯材に「塗料」として漆を塗ったものがほとんどですが、

『thin』は違います。

木などの芯材がないのです。

それこそが薄さの秘密。



芯材がない?どういうこと?


芯材がないというと、

「どういうこと??」

となってしまうと思います。


実は、『thin』は漆だけを塗り重ねて作られた器なのです。




黒漆を塗り重ねた構造なので、断面は真っ黒


漆1回分の塗厚は約0.05mm


難しい話は別の機会にしますが、

漆はその性質上、厚く塗る事はできなくて、

1回で塗ることができる厚さは約0.05mm。

『thin』は、漆だけを20回以上塗り重ねる事で、1mmの厚みにしているのです。(特許技法)



しなやかな強さ


「漆だけ」「薄さ1mm」と聞くと、

その見た目の華奢さと相まって、強度が心配になると思います。

もちろん、力の限り握り潰せば割れる可能性はありますが、

普通のコップのように使っていただいて大丈夫です。


漆にはしなやかな強さがあるので、やや弾力があり、

むしろ、ガラスのコップより安心感があります。

初めて『thin』を手に取った皆さんが、同様のことを言われます。


使用後は台所用中性洗剤とスポンジでOK


漆なので、使った後の洗い方についても質問をよくもらうのですが、

そんなに難しく考える必要はありません。

ガラスのコップを洗うように、台所用洗剤とスポンジで洗っていただいて大丈夫です。

漆は水切れがいいので、洗った後、布巾の上に伏せておくだけでもOKです。

もし、薄く残るかもしれない水滴の跡が気になる様でしたら、

柔らかい布で拭き取ってください。


ただ、漆は紫外線だけには弱いので、長時間直射日光が当たる場所での保管は避けてください。




今まで存在していなかった、漆だけの薄い酒器



そんな、漆だけで作られた酒器『thin』を父の日のプレゼントしていただければ、
器として飲み物を楽しむ事はもちろん、
会話の話題になる事は間違いなしです^^

容量220mlの「rockcup」の他に、

ぐい飲みサイズ「sake cup」
もっと大きな「tumbler」

もありますので、ぜひ、お試しください。