2020/03/26 10:02
僕は元々仏壇の漆塗り職人。
仏壇の漆塗りについては親方である父親から引き継ぎ、更に改良したある程度のベースがある。
でもそれ以外の漆制作は師匠という人はなく、仏壇漆塗りで身につけた技法+独学で調べたり実際に手を動かして試しながら身につけたものです。
それが今にも繋がっています。
その制作をした先に何かがあるのか、何もないのか。
霧に包まれた場所を探り探り前に進んでいる感じです。
不安に包まれて。
でも、初めて見るものがそこに生まれた時、やっぱり進んで良かったと感じる。
思った通りに行かなくても、やっぱり進んで良かったと感じる。
また別のことを考えるきっかけになるから。