2020/04/29 18:49

ただ今制作中の器たち

ただ今制作中のガラス欠片を包み込んだ器『包シリーズ』

一般的な漆器は、元々形が存在する素地(木、陶器、布、ガラスなど)に漆を塗りますが、
『包』は、ガラス欠片以外の部分は、漆と地の粉を塗り重ねることで形を作っています。

つまり、厚さ0mmから、塗り重ねで漆の層を厚くしていくという方法です。

ただ今制作中の器は、ガラス欠片以外の部分の形成は終わり、
更に目指す厚さになるように、漆を塗り重ねている状態です。

ひとつひとつ手作りで、尚且つ、それぞれが形や表現方法が違うため、
ナンバーをつけて制作しています。

ここ最近の状況を制作ナンバーごとに紹介します。
作品名は仮のものです。


No.003 盃
緑色のガラス欠片を使用
外側へガラスが張り出したタイプ




No.004 コップ
大きめのガラスの存在感
外側へガラスが張り出したタイプ





No.005 盃
外側へガラスが張り出したタイプ







No.006 盃
緑色のガラス欠片を使用
内側へガラスが張り出したタイプ



No.007 wairo 
内側へガラスが張り出したタイプ




No.008 ショットグラス
内側へガラスが張り出したタイプ



No.009 盃
内側へガラスが張り出したタイプ

随時、制作進行をアップしていきますね。